1949年10月1日に中華人民共和国が誕生し今年で51年目を迎えた。近代史を遡っても現在の我が国はこれまで経験したことのない経済的繁栄を謳歌し、世界に対してもかつてない発言力を持つに至った。
さて、国慶節に限ったことではないが最近中国では大型連休が増えた。2月の春節に始まり5月のメーデー(労働節)、そして10月の国慶節と年に3回に渡り1週間の長期連休がある。また日本と違うのは連休を作るために前後どちらか、或いは両方の土日を出勤日にして無理やり1週間休んでしまうのである。
そのため前後は10日間も休みなしで働くことになり、特に連休後の10日連続労働など全く何のために連休化するのか恨めしくもなる。先に経済的な繁栄を謳歌していると言ったが、まだ今の上海に年3回も家族でバカンスを楽しめる程余裕のある人はいないしそんな施設も無い。車が有ればアウトドアも良いだろうがそんな裕福な人達は田舎の屋根もない溜池式便所で気が狂ってしまう。
タイやマレーシアなどのパックツアーも3千元台からあるのでこちらに参加できる人達は良いが家族全員で土産代も考えるとそこまで散財できるだろうか?結果としてこの時期は何もすることなく3日もマージャンや親戚廻りをすれば本当に飽きてしまう。連休は消費を刺激し経済が活性化すると聞くが今の上海に果たしてそんなものが必要だろうか。
(立正大学大学院 経済学専攻 兪揚)