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公安局では指示されていた通り表玄関からは入らず裏の通用口から係りの人を呼び出した。呼び出しは入り口の門番(保安員)がしてくれるのだが電話をかけても誰も出ない…。入り口の保安員も何度か電話をしてくれればよさそうなものだがそこは中国、一度かけてだめだったら2度目はない。仕方ないのでまた留学生事務所の先生に電話をしてポケットベルで呼び出してもらうことにした。待つこと約15分やっと留学生担当の職員が上の階から降りてきた。普通の公安局員は制服を着ているが、この係りの人は茶色のスーツを着ていて一見しても公安局員には見えないさわやかさを備えていた。その人につれられ公安局の建物の中に入り更に待つこと数分、やっと私のビザの問題を話し合ってくれる担当の方に会えた。中国では珍しいことではないのだが女性の公安局幹部の方が応対してくれた。
日本で言う女性キャリアと言うところだろうか?その女性キャリアは開口一番「今回の問題はこちらのミスです」珍しく中国の国の機関でいきなりミスを認める発言を聞いた。「さすがは外国人に対する機関、国際感覚が身についているなー」と感心していると、「でも居留証をもらった時に確認しなかったあなたにも問題はあります」まあもっともな指摘である。いつもだったらビザ、居留証を貰ったら期限の確認をするのだが、今回はどうやら油断もあったのかそれを怠ったようだ。こちらにも確かに非は有るので素直に「すみませんでした今度から気をつけます」と言ったが最後、「そうあなたが悪いの解れば良ろしい」。結局公安局のミスなので罰金は無し、しかしなんだか最終的には私のほうが悪いことになってしまっているような錯覚を覚えた。最後公安局の門を出るまでに「確認をしなかったからいけないの」を女性キャリアから合計10回は聞かされたのではないだろうか?
教訓:有効期限の確認は怠らず!
(上海交通大学留学生 見口大介)
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