上海にも秋が来た…とは言うものの10月は異常気象の為か暖かい日が続き、とても秋とは思えない天気であった。にもかかわらずなぜかこの秋上海在住の日本人の中でインフルエンザで倒れてしまった人が続出したようなのである(もしかしたら私の周りだけかもしれないが…)。そう言っている私もこの秋インフルエンザで倒れてしまった上海在住日本人の一人である…。
数日間38度程度の熱が続き熱は更に上がる一方。「これはいかん…」ということで病院に直行。私は普段あまり病院にお世話になるほうではないので、何処の病院が良いといった情報には乏しかった。瑞東医院は日本人が勤務していて、更に旅行保険のキャッシュレスサービスも使えるという事らしいので、とりあえず安心できる(風邪で寝こんでいて銀行に行けなかったので所持金が180元しかなかった)と思い瑞東医院を選んだ。
午後五時病院に到着して血液検査の後インフルエンザと診断され、あれよあれよと言うまに即入院…。当然入院するとは思っていなかったので、着替えもなにも持たないまま入院してしまった。入院した部屋はツインルーム?の個室、バス(シャンプー、石鹸、タオルも当然付いている)トイレ付き、テレビは衛星放送も入り日本のNHKまで見る事が出来る…。ベッドは多少狭いものの、そこらの星無しホテルでは到底真似できない充実した設備である(熱があったのでお風呂には入れなかったが…)。
食事は外から出前を頼むと実費、病院内の食事がセットで10元、他にもメニューから選ぶことも出来る(これは保険に含まれていないので自腹)。180元しか現金を持っていなかった私にはちょっと苦しかったものの、あまり食欲も無かったのでそれほど困ることも無かった。困ることは唯一、着替えを持っていなかったので入院中着替えをすることが出来なかったということだけである。結局入院は延べ3日間におよび、最終的にはどうしても着替えをしたくなり、先生に泣きついて退院を許可してもらったような次第である。
(上海交通大学留学生 見口大介)