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私が上海で生活を始めたばかりの頃は、中国でビールと言えば青島ビール、上海でビールと言えば力波ビールと言ったところで、それらがスタンダードなビールであった。外国のビールは高級品でハイネケン、バドワイザー、アサヒビールなど外国のビールは中国製ビールの値段の数倍であった。ところがここ数年価格差が徐々に小さくなり、外国メーカーのビールも上海人にとってリーズナブルな値段になってきたようである。
値段の格差が無くなった理由はいたって簡単、外国のビールメーカーが中国のビールメーカを買収し現地生産を開始したからである。青島ビールの缶が三元五角、中国生産のアサヒスーパードライが同じく缶で四元五角なので(交通大学分校付近のスーパーにて)、現地生産を始めてから値段は一元の違いとなった。現在のアサヒスーパードライは大学生でも少し贅沢をすればなんとか飲める値段になったのである。最近はキリンビールも一番搾りを発売している。日本メーカーのビールも増えたので、以前は中国のビールを飲むと次の日に下痢をしていた日本の人も、上海で楽しくビールを飲むことができるのではないだろうか。アメリカのバドワイザー、オーストラリアのフォスターズなど、他の国のビールメーカーも中国でビール生産を開始している今日、中国のビールメーカが生き残る手段はあるのだろうか?ちなみに中国の学友曰く「バドワイザーは好きだが、青島ビール、力波ビールは嫌いだ」と言うことである…。
(上海交通大学留学生 見口大介)
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