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余暇事情
1999.5.18 留学生の見た中国大使館誤爆事件デモその1
5月8日、その日私は高級漢語水平テスト(中国語のトーフルのようなもの)を受験するため華東師範大学にいた。試験は昼頃終わり、タクシーで准海路に出て昼食を取り、その後はふらふらと准海路を散歩していた。
6時半ごろ中国人の友人から電話があった。友人は多少興奮した様子で「今日上海のアメリカ領事館前で学生がデモをしている」「中国人が殺された」ということを私に伝えてきた。電話ではなんとなく要領を得ないので、近所にある行き付けの焼き鳥屋でテレビと新聞を読むことにした。

テレビを見ているといつもとなんとなく様子が違う。ニュースのアナウンサーはヒステリックな調子でニュースを読み上げ、他のチャンネルでは朝鮮戦争や、第二次大戦でユーゴスラビアがドイツに侵略される映画などばかりを放送している。通常放送している連続ドラマもその日は放送されることはなかった。
10時頃また他の友人から電話があり「今学校でデモをしている」「明日もデモをやるからお前も参加しろ」とのこと。デモに参加しろと言うのはともかくとして、学生がデモをしていると言うのはテレビの報道や電話で知っていたが、交通大学分校でも1,000人以上の学生がデモを行なっているとの事であった。その日はあまり早く学校に帰るのは危険と思えたので、いつもより遅い時間に帰ることにした。

9日朝、昨夜に電話を掛けてきたクラスの友人に電話をしてみると、学校側からデモ禁止の通告があったと言う。昼頃友人と学校内を歩いてみると前日のデモの激しさを物語る焼けこげた星条旗、いつもより派手な海報(手書きのポスター)などが目に付いた。以下海報より「NATO=ナチス」や「クリントン殺せ」など、なかなか派手な海報のオンパレードだった。前日のデモは午前1時位まで続いていたそうである。

(上海交通大学留学生 見口大介)

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