先日私の好朋友の楊海明くんが念願の自動車の運転免許証を取得した。週末彼に誘われて浦東にドライブに行くことになった。週末のその日はあいにくの雨模様で、初心者が運転するにはバッドウェザーと言うことで楊海明くんのお父さんも同乗することになった。以前、彼のお父さんの運転する車に乗せてもらったが、上海の宝山の工場で運転手をしているので運転技術はなかなかのものだった。当日楊海明くんが乗ってきた自動車はお父さんの会社で運転の教習に使っている自動車だった(中国の大きい会社には独自の自動車の教習所があるようだ)。
同乗している間、足をふんばってしまうような場面が幾度もあった。その度日本の教習所の教官のような叫び声が車の中に響きわたった。当然彼のお父さんが彼を叱り飛ばしている声である。どこかで見たような見たことのないような風景である。似た風景を見たのは確か日本の友人がやはり免許証を取ったばかりのときにドライブに誘ってくれたときの事だったと思う。やはり日本のお父さんも怒鳴り倒していたような気がする・・・。
中国の自由市場では5時をまわると帰宅途中の姿を目にする事は珍しいことではない。そのような中国のお父さんを見るたびに頼りないような印象を受けていたが、中国のお父さんもやるときはやるようである。
(上海交通大学留学生 見口大介)