先日私の学校の近所(車で10分程度のところ)に飛行機が墜落した。次の日私は授業が始まる前にそのニュースを知った。当然の事ながら中国人の友達はそのニュースを私より詳しく知っているものと思いながらその日私は教室に入った。しかし誰一人として車で10分程度の近所で起こった大事件の事を話題にしている様子がない…。そのことについて話している学生が一人もいないことを不審に思い、ついに私のほうからその事件について聞いてみた。
私「飛行機落ちたの知ってる?」
友達「知ってる…」
私「何処でおちたか知ってる?」
友達「近所でしょ…」と言うあまりにそっけない回答であった。日本人の感覚から考えるとそんなに近所で起こっためったにない大事件はその日の一番ホットな話題になるはずである。しかし中国人の感覚では飛行機は年に何回か落ちるもので、それほど魅力のあるニュースソースではなかったようである…。
数年前のことである。上海で地震が起きた。そのとき私はベッドに横になり本を読んでいた。私の感覚では「地震か」くらいのものだったのだが(震度2程度だったと思う)、私の宿舎前にある運動場には各宿舎から非難してきた学生がひしめきあっていた。挙句の果てには宿舎の管理人のおばさんが私の部屋に掛け上がってきて「外に避難しなさい」と言い残し外に避難していった。後日聞いたところによると、その地震で窓から飛び降り怪我をした学生もいたようである。ちなみにその地震の話題は数日間ホットな話題の中心を独占しつづけた。
(上海交通大学留学生 見口大介)
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