交通大学の私のクラスでここ最近、場違いと思える場合で「酷 ku(クー)」と言う中国語を使っている同学(クラスメイトの意味)が増えた。しかも割合頻繁に言葉の中に取り混ぜて出てくるのである。私も今年で中国の留学生活5年、使用頻度の高い中国語なら大体使いこなせるし、理解できる自信もある。その言葉がとても気になったのでクラスの友人に聞いてみると「かっこいい」と言う意味だそうだ。
そういえば日本でも若い人たちの間で、英語の「クール(cool)」という言葉を同じような意味で使っているが、まさか自然発生した言葉とも思えず、友人達にどこで初めて聞いた言葉かと聞いてみると、案の定、香港のテレビドラマなどで始めて聞いた友人が多いようである。それを聞いてインターネット検索エンジン「yahoo」の中にたしか「coolサイト」と言うものがあった事を思い出した。早速中国語版の「yahoo」を見てみるとなるほど「酷站(クージャン)」となっていた…。
中国では可口可楽(コカコーラ)麦当労(マクドナルド)などのように、外来語に漢字の当て字をすることは珍しいことではない。しかし社名や商品名にこのような当て字が使われることは多いと思われるが、今回紹介した「酷」と言うのは「拝拝」(バイバイ)と同じように特殊な例のようである。
(上海交通大学留学生 見口大介)
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