私の友人楊海明くん(去年6月交通大学を卒業した)はこのところ自動車の教習所に通っている。そういえば最近テレビをつけると自動車教習所の宣伝、学校では日本で言うところの免許取得合宿の募集広告。クラスの友人たちは今回の休みに(現在旧正月のため約1ヶ月の休みになっている)運転免許証の合宿に参加するとかなんとか…最近上海の若者のあいだでは運転免許証を取得することがひとつのステータスになっているようである。
先日去年の夏に交通大学を卒業した友人3人と遊ぶ機会があったのだが、なんと3人中2人が運転免許証を取得していたのである。教習所の料金は3000元から6000元となかなか高額であるが、それらの友人は皆上海の中流家庭で育ち特別お金持ちの家庭の子供という訳でもない。
ところで上海では「運転免許証を取得した暁にはマイカーを買う」などと言う事は一般庶民にとって限りなく不可能に近い夢物語である。大金持ちな上海人家庭以外で「マイカーを持っている」という人の大部分が会社の自動車を休日などに使用しているようだ。では使用する自動車のない家庭ではどうしているかと言うと、最近増えたレンタカーを使っているようである。最近近隣の都市との高速道路が開通したこともあり数時間で南京や抗州まで行けるようになった。マイカー時代到来とまでは行かないまでも、ちょっとした旅行などに自動車を利用する上海人も少しずつ増えているようである。
ちなみに私の友人(中国人)はまだ若くレンタカーを借りられるほどお金も無いので、免許証を取得以来一度も自動車を運転していないと言う生粋のペーパードライバーである。友人曰く「交通ルールは忘れない!なぜなら毎日自転車に乗っているから」とのことだ。やはり上海の町を歩くとき自動車には気を付けた方がいいようだ。
(上海交通大学留学生 見口大介)