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上海便り
2001.7.26 第百三十便、我們中国人

7月13日の金曜日、さすがキリスト教国に加護はなく20年の歳月を経て再び東洋にオリンピックの火が帰ってきた。

当日、上海のテレビは朝から特番を組みこれまでのオリンピックの歴史や今回立候補した5都市の紹介を何度も流していた。香港系の衛星放送でも見込まれる経済波及効果や北京、香港、台北を結んで中国人の寄せる期待を映し出していた。

そして運命の夜10時過ぎ、北京での開催が告げられると上海のあちこちで花火と爆竹が放たれたが後から聞くとこの日は候補都市ではない市政府の式典は無く、市民が各自持ち寄り祝ったのだった。やがて週末の南京路や外灘に繰り出した市民にカメラが向けられ、「我們中国人・・・」と普段の上海人からはあまり聞かれない前置きに続き我が家の出来事のように喜びを語っていた。

これはテレビインタビューではないが、家族を台北に残し上海で働いている台湾出身者は今後7年間軍事侵攻は無いだろうと冗談交じりに語り、B株ジャンキーの上海人は7年間株価が右肩上がりを続けるだろうとほくそえんでいる。どちらにしてもこの国にとってだけでなく低迷する世界経済へもプラスであるはずだ。

2004年に浦東空港と市街地が時速400キロの磁気浮上鉄道で結ばれる予定だが、オリンピック開催時にはそのまま北京まで繋がるのではと錯覚してしまう上海。取り敢えずは10月のAPEC成功に向け着々と準備を続けている。

パシフィック・ブレイン株式会社 代表取締役 藤川 洋)

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