先日、上海人とフランス人の結婚式に招待された。市内中心の延安路沿いにある4つ星ホテルの宴会場に友人と親戚で12卓のテーブルを囲み、なかなか賑やかな式だった。
新郎はフランスにあるゲームソフトメーカーの駐在員で上海に来て約2年、最近はプレステ2絡みの仕事で上海をベースに度々日本へも出張している。自宅に遊びに行ったが、セガと任天堂とプレステの5機種が大画面モニターで瞬時に切り替わるプレイルームはオタクを通り越してテレビ局の編集ルームの様である。
ところで最近欧米人と結ばれる上海小姐が多くなった気がする。因みに彼女達は日本人の彼氏に飽きたのか「外国人と付き合ってみたい」と口にする事がある。つまり日本人は中国人とは違うけれども外国人ではない。恐らく外国人とは欧米人に極めて近いニュアンスのようだ。
でもそんな時は「言葉も分からないのにどうやって交流するの」の一言で2、3の売り言葉に買い言葉の往復後、妙に納得してしまうのが通例である。日本人と平気で張り合う彼女達にとっても欧米人と付き合うにはかなりのバリアーがあるようだ。しかし最近はこれも急速になくなりつつあり、街中でそんなカップルを目にする事が日増しに多くなった。
それにしても背丈25センチの差はある新郎にフランス語で愛をささやく上海新婦、見ていて実に格好良かった。
(丸加物産株式会社 代表取締役 藤川 洋)