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上海便り
1999.3.5 第六十一便、ビアハウスの賑わい
最近は上海でもハウスビールが流行し、更にはハウスワイン大流行の兆しも観られます。今から7,8年前に外灘の和平飯店近くに、店内で造った地ビールを飲ませる店が初めて出来たのですが、当時はなかなかの賑わいでした。しかしその後、バンド生演奏と内装に凝った店が市内にいくつも出現、場所柄、一見さんの外国人が夕食後フラっと立ち寄る以外はあまり流行らなくなってしまいました。

その後、ここが中国か?と言うほどの立派な内装にフィリピン人バンドの生演奏を入れた店が出現。今回はウィークデーの真ん中、水曜日に行く機会があったのでご紹介します。場所は淮海路を少しそれたフランス領事館近くなのですが、庭園付きで3階まで中央吹き抜け、しかも9時を迎える頃には満席で立ち飲みしている外国人も出る程でした。

基本的には生ビールとドイツ料理を出すお店で、肉と芋を素材とした料理ばかりです。ホールが絶好調になるのは夕刻9時から始まるフィリピン人6,7人の生演奏です。ビール大ジョッキ(1リットル)の値段は95元、外で大瓶一本が2、3元ですからビールの値段としては大変な値段と言えます。食事をして零時近くまでバンドに聞き入っていると、一人当たり300元は軽く越えてしまいます。にもかかわらず閑古鳥が泣いている5つ星ホテルのレストランとは対照的な賑わいでした。
客層は欧米人が半数くらい占めるのではないでしょうか?日本の居酒屋やカラオケに飽きた方には一度この様な店も如何でしょうか。

(丸加物産株式会社 代表取締役 藤川 洋)

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