年末年始に東京郊外の量販店チラシを見ると自転車5,980円、電子レンジ4,980円、国内ブランドのDVDデッキ9,800円、千葉県産の長ネギ1束30円也。 全て上海のカルフールよりも安い、昨年は「世界の工場」と騒がれた中国ですが今年は「世界最大の成長市場」として中国を再認識してもよいのではないでしょうか。そこで日本に当然あって上海にない、若しくは非常に少なく不便を感じるものを思いつくまま並べてみました。
- 高機能携帯電話
(GPSやカメラは要らないがIP機能くらい付けてね)
- 壊れない住宅用のカギ
(使っているうちにシリンダー鍵が二つに折れた)
- 壊れない住宅用アルミサッシ
(鍵が折れる外れる、きちんと閉めても風の音うるさくカーテン靡く)
- 壊れない水道蛇口やシャワー
(外観デザインは問題ないのだが)
- 2,3日の不在で赤水が出たり不純物で蛇口を詰まらせない水道設備
(飲用などと贅沢言わない、しかしなぜ砂粒まで出てくるのか)
- しっかり差し込める電気コンセント&プラグ
(220Vなのに緩いのばっかり、幼児など生命に関わる問題)
- 3分おきに来る放射線状かつ縦横無尽の鉄道ネットワーク
(乗換えで外を歩かせる中山公園駅は初歩的な設計ミス)
- 5分おきに出発する新幹線
(数百万人の都市が連なる中国沿岸は加減速性能に優れた動力分散で)
- 100万円台で買える世界水準のセダン
(20年も前に設計されたサンタナいつまで作り続けるのかな)
- 変速ギア付きスポーツ自転車
(シマノさんが近代的な工場で作っているが何故か市丼に出回らない)
- 自転車用ダイナモライト
(みな無灯火、これは戦後某有名電機メーカーが車社会の米国で売り出し失敗したが中国ならいけるかも知れない)
- 故障しないマンション用エレベータ
(オフィスビルは比較的良いのだが、利用する方にも問題ありか)
- 故障しない銀行ATM
(他行カードが使え振込みが出来ればなお良い)
- 自動販売機
(きちんと商品が補充されたもの)
- PCで使える高性能漢字変換システム
(ATOKみたいな、浮川社長お願いします)
- ビールやジュース缶の内側へ折り曲がるリップル
(日本で出た当時は別にどうでもいいと思っていたが習慣とは恐ろしいもの)
- 表面が滑らかで食感の良い胡瓜
(ブツブツが気持ち悪い、生で食べられる代物ではない)
- 熟れたトマト
(上海では青いままスープにして食べる、おいしい生野菜が欲しい)
- 醸造酢
(上海のは試薬の酢酸若しくは希塩酸の味がする)
- 天然塩
(理科の実験室にあった安全でも美味しくない純度100%の精製塩)
- きちんとガラからだしを取ったラーメン屋さん
(熾烈な競争で鍛えられたその味、上海人が美味しいと認めています)
と嗜好も含め生活に関連するものだけを10分くらいで書き出しましたが、例えばプラスチック製の日用雑貨も一般に品質が悪く、同様のクオリティーを求めると日本より高いのです。100円ショップでタライやバケツを見たらMade in JAPANだった。これらに生産設備やサービス分野を加えると売れるものはまだ沢山あるのではないでしょうか。
しかも暫く円安基調で推移しそうな雰囲気なので、2002年は生産拠点としてだけでなく2億とも3億とも言われる中国の中産階級に優れたモノを売ることが注目される年になると予測します。昔ヨーロッパでトランジスタ・ラジオ売り歩いたように、中国でこれがラーメンだと人民の舌を唸らせるバイタリティ溢れる日本人はもうこの国に居ないのでしょうか。