宋記四川火鍋城は上海のファッション街と呼ばれる准海路香港広場の近くの路地を入ったところにある。地下鉄「黄陂南路」駅から徒歩3分。豪華なフロアーには竹で作った室内の亭閣などもあり、四川風のムードたっぷりの火鍋料理専門店である。
レストランの創始者は宋さんという上海人。四川に旅をしたときの火鍋料理の味が忘れられず、92年に上海市内の長寿路に記四川火鍋城を作り、四川出身のコックを招き本格的な火鍋料理を始めた。上海で本格的な四川火鍋を味わえることもあり、近年急速に人気が高まり、いまでは4店舗を持つチェーン店となった。
宋記のお薦め火鍋は、辛い味と辛くない味の2種類が味わえる鴛鴦火鍋・川味火鍋。辛くない火鍋は魚頭火鍋、肥牛肥鍋、肥丁肥鍋、甲魚火鍋、排骨火鍋、ビール鴨火鍋、海鮮火鍋、魚羊火鍋。今回は、鍋を半分に仕切り、辛いスープと辛くないスープを入れた四川の代表的な火鍋の鴛鴦火鍋を紹介する。スープの素材は店によって様々だが、基本的には高湯(豚の骨で作ったスープ)と唐辛子、酸菜、胡葱、花椒(山椒)などを入れてできたもの。海鮮火鍋の場合はこれに海鮮物を入れる。つける調味料は沙茶醤(落花生、腐乳、辣醤、胡麻、胡麻油を入れて作った火鍋専用味噌)。素材はメニューの中から好きなものを注文すればいい。安くて辛くてにぎやかで美味しい。冬場は一番人気のある料理といえよう。