今週は破綻企業の再建を目的とした譲渡先探しや企業売買(M&A)情報の流通を目的に設立された上海産権交易信息系統をご紹介します。日本の官報ではありませんが掲示板には「企業破産公告」の文字が大きく掲げられ、まるで裁判所のようです。
上海西服厂、1999.11.1宣告破産
敷地面積:10,604平方米,建築面積:6,872平方米,空地面積:9,031平方米
地 址:閔行区七辛路146号
資産内容:房屋建築物、土地
上海十一織布厂、1999.11.8宣告破産
建築面積:5,326平方米
地 址:長寧区定西路1235弄56号
資産内容:厂房、設備、売掛債権、無形資産。
同様に広告によると以下の企業が破産認定されております。
上海塑料制品十三厂、上海手表厂、上海景綸糸針厂、上海滬佳輪胎厂、上海化工助剤厂、上海無線電十二厂、上海儀表鉱模厂
ちなみにこれらは全て国営の比較的大型企業であり「破産認定」とは日本で言えば裁判所の会社更生法適用申請認定に近い意味合いで、日本の自己破産のように法人が直ぐに整理されるわけでは有りません。また破綻に至る前に経営の思わしくない企業の新たな出資先を模索する動きも出てきました。
- 市内閔行区某ビール工場,占地面積25,764平方米,厂房面積6,912平方米、値段は応相談。
- 市内西藏中路(近北京路)的某旅行社,売却価格60万元を希望。
またこれとは反対に「香港某公司が市内の食品工場を探している、条件は利潤が上がっている事、買収希望価格は2,000万人民元まで」といった企業買収希望もあります。
今回思ったのはこの国はもはや後戻りなど出来ない程、完全に資本主義の経済システムに漬かってしまっている現実です。連絡先は下記の通りですのでご希望の方はどうぞ。