同社は日本のサッポロビール(株)、丸紅(株)、中国の中糧糖業雑品進出公司の出資により1997年に設立し、翌年5月に浦東の森茂国際大厦2階に200席のビヤホール『サッポロビヤハウス』の営業を開始しました。
上海の金融地区のオフィスビル内にある『サッポロビヤハウス』は、店舗内に400平方メートルの小型ビール工場を併設しています。そのため工場で製造した新鮮なビールを提供することができます。また、ドイツ、オーストラリア、チェコスロバキアから最高級のビール原料を輸入し、サッポロビール(株)の所有する数千種類のビール酵母の中から最適な酵母を冷蔵空輸するなど、鮮度、品質ともにその味は顧客から大変高く評価されています。
先進国ではビールの消費が飽和状態にある中、中国のビール消費は著しく増加しており、世界中のビール会社が競って中国に進出しています。特に上海は最激戦区であり、世界中のビールが上海で飲めると言っても過言ではありません。しかし、ビール会社の設備投資に対してビール価格はまだ低く、採算は厳しい状況にあります。更に大量の広告宣伝費を投入している為、今後はビール会社の淘汰も予想されます。『サッポロビヤハウス』では期間限定で男性100元、女性70元で食べ放題、飲み放題キャンペーンを実施するなどのサービスに努めており、ミニ工場で製造する高品質なビールがどこまで市場に食い込めるか興味があるところです。