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先週お伝えしたアメリカ人の抗議の顛末は、作業を午後7時までとすることで双方決着しました。後で分かったことなのですが、この人は浦東の会社を決まって午後6:30に退社し自宅に着くのは7:10頃になるのです。ですから帰宅の10分前に工事が終了していることになり、協定以降彼の生活は全く工事の影響を受けないのです。「警察に言う」と、工事中断せよと言わんばかりの大騒ぎをしてこの結末、この余裕の交渉力には正直脱帽です。
さて、なぜ施工業者がこれほど工事を急いでいるか触れておきます。上海では内装工事でも日本のゼネコン方式に似て、国営、もしくは国営に準ずる大きな元請けが最初に受注します。その下に電気工、水道ガス工、左官、インテリア、LAN構築など下請けがいくつもあるのです。元請けは見積もりの際に施工期間を定め、その日までに終わらなければ施工主に違約金を払わなくてはならない、といった契約を結ぶことが多く、従って元請けは品質はもちろん、期日通り施工することが実績と信用に繋がり、業績を伸ばすことが出来ます。スキルに差のある出稼ぎ労働者にいかに手際よく働いてもらうかの管理能力が彼らの力量なのです。
(上海新科技房地産 経理 鄭 泓)
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