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上海不動産事情
1998.11.25 買っても住めない上海のマンション 
前回、建物購入価格と賃貸収入から投資利回りをはじき出す際に「内装費用」を15万ドルと書いてしまいましたがこれは15万元の誤りでした。訂正いたします。さらに外国人に貸し出す場合もう1つ貸主側にかかる費用として家具や電化製品を揃えなくてはならない点が挙げられます。

もちろんそのような法律や規則は無いのですが、数年の駐在の為にベッドやテレビを買い込むより賃料を高くしてでも全て揃わせホテルのように住める環境のほうが借主側も有難いものでしょう。ですから仮に1000万円で購入した3LDKのマンションなら内装に200万円、エアコンや家具などに100万円は見ておく必要があります。それでも利回りには魅力があります。

この様に上海では通常コンクリート打ちっぱなし、酷い物は壁がレンガむき出して引き渡されます。デベロッパーに言わせれば「こちらで勝手に装飾しても買主が気に入らなければ全て無駄になる、その分安くしているのです」とくる。確かに施工で傷だらけのフローリングを剥がして高級なものに張り替えたり、セメント製バスタブをハンマーで叩き割ってホーロー製の輸入品に変えるなど良くある事なのです。ですから完成物件と云ってもコンクリートを乾かしたり内装したりと実際に住めるまで半年は見ておく必要があります。

この辺りは生活レベルや習慣の違う人たちが住む上海では致し方ないことなのでしょう。また電気、ガス、水道、電話が来ていること、管理会社が毎日ゴミを収集してくれることなど、基本的なライフラインの確認は絶対に自分の目で行ってください。ここで日本の常識は通用しません。マーフィーの法則ではありませんがこの国で「多分大丈夫だろうは99%大丈夫ではない」と思ってください。

(上海新科技房地産 経理 鄭 泓)

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