蘇州や無錫から北京や香港、そして新彊ウイグル自治区のウルムチまで4077キロ、世界第3位の長距離列車もこの上海駅をターミナルとしております。中国最大の商業都市ということも有り、駅前の賑わいも中国随一ではないでしょうか。列車のほか殆どの長距離バスも上海駅前を拠点としておりその混雑は半端ではありません。東京駅と異なり夜行も含めて24時間離発着するので一日中地方から出てきた(帰って行く)人たちで溢れかえっております。この駅の地下からは市の南西部へ地下鉄1号線が出ております。以前はこの駅から出ていた景勝地・杭州へ向かう列車は現在ではこの地下鉄で終点まで行って再度乗り換えなくてはなりません。
中国の鉄道は日本や香港と違い毎日の通勤手段に使われることは殆ど有りません。ちょうど飛行機に乗るような感覚で前もって切符を買い荷物を沢山持って乗り込むのです。これは輸送力の問題で上下1本の軌道とディーゼルでは毎日の通勤需要をさばけないのです。上海が日本の様に地下鉄が網のように張り巡らされて、JRや私鉄が放射状に郊外へと伸びるのは私の子供や孫の世代のこととなるでしょう。いやこの点では永久に日本には追い着けないかもしれません。その分上海は始めから住宅を超高層化し通勤者を空に住まわせてしまうのです。
さて駅の周辺には相変わらず古い家屋が多いのですが、最近ではジャスコなど大規模GMSが出現したり高層住宅も増えて住みやすくなりました。ただ交通渋滞と騒がしさだけは覚悟しておいた方が良いかもしれません。
閘北区の物件
| 漢中广場(不夜城) | 1平米当たり9800元より 地下−4階がジャスコ |
| 新海城(高層住宅) | 1平米あたり3660元より 145平方メートル 55万3900元 |
| 平江小区(高層住宅) | 1平米あたり3200元より 98平方メートル 32万5100元 |
(上海新科技房地産 経理 鄭 泓)