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上海不動産事情
1998.7.29 地区別情報 4、長寧区
これまでご紹介した龍柏、古北、そして虹橋も行政区上はこの長寧区(チャンニン)の中になります。地理的には虹橋空港から市中心部に向かって環状線に入る辺りまでがこの長寧区となります。こういった住宅や工業団地のことも開発「区」などと呼びますが、これは開発地区の意味で行政上の区分けではないのです。ただ日本と違い行政区割りについてはあまり実感がないのも事実です。日本では住民の行政サービスは殆ど区役所(市役所)が行なっていますが、上海ではこの「区」に当たるものは「街道」と呼ばれ、せいぜい100世帯位の単位に細分化されており、必要があればまず此処の担当者に相談することになります。

良い方に解釈すればそれだけ細部に渡って目が届いており、おかしな人が入って来られない様治安も保たれているのです。よく西側のメディアがこの仕組みをろくに調べもせず、住民を監視体制においてスパイ(密告)を奨励していると、まるで日本の戦時中の隣組の様なことを言っておりますが、実体はむしろ現在の日本の町内会や自治会の様なものとお考えください。所詮近所のよしみです。近所で争い事があれば仲介役となるし、見掛けない人間が入ってくればもちろん警戒します。むしろご近所つきあいの延長で上手にコミュニティを纏めているとお考え下さい。

さて古北や虹橋を除いた長寧区ですが、雰囲気は杉並区に似ているでしょうか。昔からの商店街が残っており世田谷ほど豪勢な佇まいではないが、井の頭線沿いに見られるような山の手の奥ゆかしさは備わっております。古北、虹橋より市中心部に近いにも関わらず、同じ広さのマンションが半額や1/3で買えたり借りられるのも魅力です。ただ外国人のコミュニティは有りませんので、地元のアッパーミドル層の上海人や華僑の人達と仲良く暮らしてください。人一倍の好奇心があり中国の生活習慣を受け入れられる外向的な貴方には是非ともお勧めです。

更に長寧体育館をはじめテニス場やボーリング場が多く軽いスポーツで爽やかな汗を流すのも結構ですし中山公園を朝早く静かに散策するもの良いでしょう。

長寧区内の物件紹介

  • 長峰大廈 140平方メートル 分譲11万米ドル 家賃1000ドル/月
  • 紫虹大廈 155平方メートル 分譲11万米ドル 家賃1200ドル/月                          *虹橋開発区に隣接
  • 兆泰公愚 95平方メートル 分譲7万5千米ドル

    (上海新科技房地産 経理 鄭 泓)

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